昨日の仙台は大雨で、県内でも土砂崩れや浸水などの被害も出ているというニュースを目にする度に、いたたまれないような気分になる。
全国的に梅雨明けしている地方も多いが、やはり7月は豪雨の時期だ。
明日からまた降るようなので、注意していかないと。
今日は雨が降らなかったこともあり、息子を散歩に連れていくことができた。
息子は終始「あうー」と言ってご機嫌だった。
ご機嫌なのは良いことだ。
だが、パパは途中で完全にばてた。
あまり暑くない日だったが、ベビーカーを押して緩い上り坂を上っている最中に息が切れた。
でも子供はご機嫌だ。
ご機嫌ならいいじゃないか。
そう思って、息子ににこりと笑いかけて、再度ベビーカーを押した。
だが、パパはすぐにばてた。
こういう時に、ベビーカーの重さを感じない魔法にかかることができらいいのに。
そう思いながら額の汗をハンカチで拭い、持参したお茶を飲んで息子の顔を見た。
息子は眠っていた。
息子はもうすぐ生後5ヶ月になるが、その寝顔はなんというか、まん丸などんぐりに顔のパーツを乗っけたかのようで、とてもかわいい。
とてもかわいいのだ。
それだけで疲れが吹っ飛ぶかもしれない。
なんとなくそう思って後ろを振り返った。
パパはもうばてなかった。
なぜなら、来た道を引き返して帰路につくことにしたから。
緩やかな下り坂が続く道を、ベビーカーの速度が上がりすぎないように気をつけながら、パパは丁寧に、そして軽快に歩いていた。
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