リワーク通所中、帰りのミーティングでは、利用所のうちの2名がその日1日を振り返った感想を述べたあと、自分で自分のことを褒める場面がありました。
実際にどうやっていたのか、振り返ってみます。
まずは1日の振り返りをする
まずその日1日のことを振り返り、自分が具体的に何をしたか、そのときに何を考えていたかを整理します。
ここでポイントとなるのは、その行動を起こそうと思いついた瞬間の気持ちと、その行動を取ったあとの心境の変化に注目するということです。
例えば、ここで発言してみようかなと思った瞬間、上手く話せるか緊張してしまったが、実際に発言してみたら、自分の考えを簡潔に言えて、スッキリした、といったところです。
この場合、行動を起こす前後で心境にプラスの影響があったということになるため、問題なく評価の対象となります。
また、必ずしも完全に上手くいった点についてのみ取り上げる必要はありません。
発言しようと思って手を挙げたが、しどろもどろになって上手く話せなくて残念だった、という感想になった場合は、この出来事を細分化します。
具体的に言うと、挙手することができた、という事実のみ抽出し、そのあとでどういう発言をしたかには触れない、ということにします。
つまり、挑戦したという事実のみピックアップし、その事実について評価の対象とする、ということになります。
実際に褒めるときの言葉選び
行動の振り返りと抽出ができたら、実際にその行動について褒めてみます。
このときにポイントとなるのが、実際に誰かを褒めるときの口調で自分を褒めるということです。
「普段は物怖じしてしまう自分が、挙手できたなんて偉いね!」といった口調で、自分を褒めます。
「○○なんてすごいね!」「○○で偉かったね!」のように、「○○だね!」の口調にするのがオススメです。
これは、最初のうちはとても気恥ずかしく思います。
私も最初のうちは、ついつい「挙手できたことを評価したいと思います」みたいな口調になってしまいました。
自分で自分を褒めることに慣れていないから、ついつい構えてしまうんですよね。
ただ、自分で自分を褒めるやり方について、日々練習することができます。
それは何かというと...。
ホメ日記をつける
そうです。
自分で自分を褒めることに特化した日記(といっても数行程度の簡単なもの)をつけてみることで、自分の褒め方が次第にわかるようになります。
ホメ日記のつけ方については、次の記事に書きたいと思います。
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