リワーク通所の体験談20 ~認知の歪みには10種類の「推論の誤り」が関係する~

考え方の癖によって、自動思考に偏りや歪みが生まれてしまい、それによってつらい気分が引き出されてしまうことがあります。

つらい気分を生み出す自動思考には、特有のパターンがあることが知られております。

そのパターンを理解することで、自分の自動思考の偏りを把握することができるようになります。

自動思考の歪みには「推論の誤り」が関係している

我々は、これまで経験してきたことを踏まえて「推論」をすることによって、困難に遭遇した際にそれを乗り越えることができます。

しかし、その推論は完璧なものではありません。

事実をそのまま捉えるのではなく、誤った推論をしてしまうことにより、歪んだ自動思考が頭に浮かぶことになってしまうのです。

推論の誤りは10種類に分けられる

推論の誤りは10種類に分けられると言います。

この、10種類の推論の誤りを覚えておくことで、自分の推論に誤りがないかの確認をすることができます。

また、自分が陥りやすい推論の誤りを特定し、傾向がわかるようになればしめたものです。

その10種類の推論の誤りは、以下の通りです。

  1. 全か無か思考
  2. 一般化のしすぎ
  3. 心のフィルター
  4. マイナス化思考
  5. 結論の飛躍
  6. 拡大解釈と過小評価
  7. 感情的決めつけ
  8. すべき思考
  9. レッテル貼り
  10. 個人化


これらがどのように誤っているのかについては、次回以降の記事で1つずつ書いていきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました