リワーク通所の体験談1 ~2回目の休職をした際に、主治医よりリワークを勧められました~

私は3月より育児休暇を取得していますが、職場に何週間も行かなくなったことにより、育児休暇明けに出勤することへの恐怖が大きくなってしまっております。

2回目の休職をした2016年、休職から数ヶ月経った頃に、メンタルクリニックの先生からとある提案をいただくこととなります。

「リワークという制度をご存じですか?」

「リワーク」という単語を聴いて、なんとなく「仕事に戻るためのプログラム」なのではないかと思いましたが、そのときはあいまいな返事をして、帰宅してから調べてみることにしました。

仙台市のHPを検索してみると、「精神科デイケア『リワーク準備コース』」というプログラムの説明がありました。

「リワーク準備コース」では、うつ病のために仕事を休職されている方を対象に、復職を目指すリハビリテーションを行っています。病状は回復しつつあるものの、復職まで至っていない方が、一歩踏み出すためのデイケアです。

https://www.city.sendai.jp/seshin-kanri/kurashi/kenkotofukushi/kenkoiryo/sodan/seshinhoken/heartport/deikea/riwa-kuzyunbiko-su.html

この現状を何とかしたい。でも、一歩踏み出す勇気が出ない...

その当時の私は、休職を始めて3ヶ月ほど経っており、うつを少しでも解消したいと思って、早朝や夜に散歩や軽いランニングをすることを日課としておりました。

ですが、日中に外出することはどうしてもためらわれました。

職場の人に見られたらどうしよう、などと考えてしまい、勇気が出なかったのです。

また、仲が良かった友人は数人おりましたが、病気のことをオープンにし、休職中であることを打ち明けることができずにいました。

仕事をしていないことへの罪悪感、羞恥心のような気持ちがあったのです。


そのため、人と接する機会は、週に1回のメンタルクリニックの先生と、たまに実家の母親に電話をもらうときくらいなものでした。

誰かと会話をすることは緊張するもので、できれば避けてしまいたいと思っていました。

ですが、会話をしない時間が長く続いていると、自分はこの、気分が圧迫されてつらいという状況から脱出することが、二度とできないのではないかという思いに苛まれるようにもなりました。

通所の条件は、週2日、原則4ヶ月

当時、リワーク通所の条件は、「週2日、4ヶ月間」でした。

※現在は週3日になっているようです。

職場からは3ヶ月間の休職をするように伝えられていたこともあり、リワークに通うためには休職の期間をさらに延長する必要が生じます。

それはすなわち、復職の時期が予定より後ろ倒しになることを意味していました。



リワークへの通所の是非について、どうしても尻込みしてしまって決めかねていたとき、ふと、1回目の休職のことを思い出したのでした。

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