リワーク通所の体験談3 ~体験通所~

2016年の夏、手続きを終えた私は、いよいよリワークへ通所する日々が始まることになります。

申し込んだものの、通える自信が持てない

申し込みをしたものの、うつの真っ最中のため、どんなことに対しても上手く自信が持てない状況です。

知らない場所で、見ず知らずの人と過ごすことへの恐怖が、とても大きかったです。

また、リワークは朝の9時30分から始まります。

休職してから3ヶ月の間、ほとんど家に引きこもって、ベッドから起きられない日もありました。

9時30分に間に合うためには、遅くとも8時くらいには起きる必要があります。

そもそも起きられるのか? という心配がありました。

リワークは、正式に通所となる前に、2回の体験通所がある

リワークには体験入所の制度がありました。

そのため、正式に通所する前に、2回参加してみて、通えるかどうか判断することができます。


当時の私にとって、4ヶ月もの間継続的に何かをするということは、途方もない労力のように感じられました。

だから、まずは一度体験してみて、続けられるかは状況を鑑みて判断できるという制度があるのはありがたかったです。

上手くいかないようだったら、また考えればいいのだと、スタッフの方も気遣ってくださいました。


そして、ついに体験通所初日の朝を迎えたのです。

かなり緊張した通所初日

少し頑張って8時に起きることに成功した私は、9時30分に間に合うように家を出て、リワークを行う施設に向かいました。

メンバーが集まる部屋のドアを開けるのは、かなり勇気が要りました。


かなり緊張してしまい、その日のことはほとんど何も思えていません。

確か、朝にミーティングがあり、午前のカリキュラムがあり、昼休みがあり、午後のカリキュラムがあって、最後にミーティングをやったように記憶していますが、内容については思い出せません。


ですが、体験通所初日を終えてみて、私はうっすらとした手応えを感じました。

「これなら通えるかもしれない」

そう思うことができたのは、リワークの特有の環境のおかげでした。

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